<後発医薬品>医療機関は使用に不安感
開発から20年たって特許が切れた医薬品と同じ成分で作られる後発医薬品について、「必ず使う」「場合によっては使う」と考える消費者が97%に上る一方、医療機関の85%は「安全性や情報量などで不安がある」と使用にためらいがあることが、公正取引委員会が27日まとめた調査で分かった。
後発医薬品は、研究・開発コストが少なくて済むため価格が安く、政府は医療費抑制のために使用を促進している。ただ、後発品に不安感を持つ医療機関は多く、実際には普及は進んでいない。
医療機関への聞き取り調査では「先発品メーカーが後発品の不安をあおる説明をした」「後発品の効能が低いというデータを見せられたが、根拠があいまいだった」など、不当な情報提供で後発品採用を妨害する行為が報告された。公取委は「妨害行為は独占禁止法違反に当たる」と指摘、今後も業界の動きを注視するとしている。【小林理】(毎日新聞) 9月27日19時55分更新
昔なら厚生省の言い分を信じていましたが・・・最近・
・難しい状況なのでペンデングしときます。