1200両でブレーキ不良 JR西、11年間営業運転
JR西日本は20日、国鉄時代に造られた車両で通常のブレーキが故障して手動の予備ブレーキに切り替えた場合、速度超過しても列車自動停止装置(ATS)が作動しない不具合が見つかったと発表した。
不具合がある車両は、運転台のある約2700両のうち約1200両に上る。1994年末にブレーキの電気回路を変更した際の設計ミスが原因だが、同社は約11年間も気付かないまま営業運転に使っていた。車両点検の担当社員が2年前、回路図をチェックしていて設計ミスに気付き上司に報告したが、情報が滞り、対策は取られなかった。
社員は昨年末、尼崎脱線事故を受けて始まった職場の安全ミーティングであらためて報告、会社側は不具合を把握したという。(共同通信) - 2月20日21時1分更新
それで多くの車輪が交換に次ぐ交換をしていたのか?車輪じゃなくブレーキに問題があったのに・・・・この会社もプロの技術者がいなくなった証拠です。プロを追い出した社会がどうなるか?