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Environmental Protection Agency(EPA) 米国環境保護局。 アメリカの政府機関の1つで環境モニタリングシステムを管理しており,アメリカ全土にわたって環境モニタリング基地3000ヵ所に設置等で広範囲に環境保護活動と指導助言を行っている。
引用:http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20030107308.html <薬品廃棄物による環境汚染に警鐘> 使用期限が切れた抗うつ剤をトイレに流す前に、川に棲むマスを元気づけることが本当に必要かどうか考えてみよう。そんな必要はないそれどころか、下水から毎日のように排出される抗うつ剤その他の薬剤は、水棲生物にとって、さらには人間にとっても有害かもしれない、と考える研究者 の環境化学部門主任を務めるクリスチャン・ドートン氏は、薬品廃棄物の抑制計画案を打ち出し150ページにわたる論文が、学術雑誌『環境衛生展望』(Environmental Health Perspectives)に掲載される。要するにEPAは、薬品の廃棄を管理・防止するために製薬会社の協力を求めているのだ。しかし、それは難しいだろう。問題の所在を明らかにすることが困難で、現行の規制では取り締まれないからだ。 薬品はそれが有害廃棄物であるとみなされない限り実際にはそういった薬品はごく一部でしかないEPAや米食品医薬品局(FDA)といった機関による規制の対象とはならない。FDAのデータベースには3000以上の化学物質が登録されている。ドートン氏は取材に対し、これらをさまざまな形で組み合わせると2万種類もの薬剤ができると語った。「これだけのものを規制する手だてが何もない」EPAによると、医薬品の売上総量は、製薬産業が有害廃棄物の源となり得ることを示しているという。製薬産業からどれくらいの廃棄物が出ているかは把握していないと述べたが、EPAはかなりの量になると確信し相当量の化学製品が実際に出回っていると判断してまず間違いない 使用期限が切れた薬をトイレから流したり、薬の成分を含む排泄物を流したりすると、化学物質は下水道を通って、ほとんどなんの処理も施されないまま河川や海に放出される。水棲動物が化学物質にさらされてどのような影響を受けるかはまだわかっていないが、環境保護論者たちは、これらの動物が本来人間用に作られた薬品に一生さらされることに危惧を抱いている。抗生物質とホルモン剤もまた心配の種だ人間用に作られ廃棄されるのものだけでなく、家畜の飼料とともに使われるものも同様だ。専門家は、こういった物質がすでに水に含まれていて、抗生物質の効力を弱める原因になっていることを知っている。ドートン氏によると、これらの物質が動物の生殖に問題を引き起こす可能性もあるという。抗生物質やホルモン剤が研究者やメディアから強い関心を集める一方で、これまであまり研究対象にされなかったが、環境に対して悪影響を及ぼしかねないと思われる医薬品たとえば、アスピリンや抗うつ剤などにドートン氏の論文は着目している。 一般消費者にもできることはある。多くの毒物管理センターは、飲まなかった薬や使用期限が切れた薬はトイレに流すよう勧めているが他の方法で処分するほうがたぶん環境にとっていいだろう だが、汚染物質が自然環境の中に漏れている証拠が示されたのは、2002年の3月になってからだ。米国地質調査部は、米国の河川の表層水における有機性廃棄物による汚染実態を初めて調査した。その結果、調査対象となった30州、139河川の80%が汚染され、薬品が検出されたところもかなりの数に上っていることがわかった。「個々の化学物質が及ぼす影響より、寄り集まったものがもたらす害の方がはるかに大きい」とドートン氏。 たとえば、化学療法で用いられる薬品の中には、非常に危険で、取り扱いには厳重な注意を要するものがある。そういった薬品も、治療を受けた患者から排泄され、最後は下水道から川へと流されるのだが、その時点でも、化学成分は依然として危険だろうと研究者たちは考えている。 製薬業界が環境に与える脅威は、処分される薬品だけでない。有毒廃棄物は、薬の開発や製造過程でも出る。こういった廃棄物の処理法は『連邦水質汚濁防止法』によって規制されているが、浄化処理は複雑で費用もかかる。製薬産業が出す最も有害な副産物は、薬になる分子を合成するための化学反応を引き起こすのに用いられる物質から生じる。通常、この有害な副産物は金属か酸で、目的とする分子ができた後は、そこから分離し処理しなければならない。 引用:http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20020606207.html 不要になったコンピューター、テレビ、ビデオデッキ、それに携帯電話機が、埋立地やごみ焼却炉にどんどん押し寄せている。これらに含まれる鉛や水銀などの有害物質は、環境に漏れ出してしまう。電子製品のがらくたは、中国やインド、パキスタンへ輸送される可能性が高い。送られた廃棄物は、ハイテク製品として再利用されて店頭に並ぶのではなく、結局は河川に投棄されたり、田畑で燃やされたりする。途上国で捨てられている問題への対応も、いいかげんなリサイクルを防止するためのリサイクル基準を策定する取り組みも抜け落ちている重金属類や汚染物質を含む電子廃棄物を不適切に処分する行為は、呼吸器疾患や皮膚感染症、胃の疾患など、人体に重大な危険を及ぼす恐れがある。コンピューターあるいはテレビのモニターに使われているブラウン管には通常、リサイクルもしくは処分される際に有害廃棄物と分類されるに十分な量の鉛が含まれている。標準的なコンピューター・モニターには、最高で約3.6キログラムもの鉛が含まれている可能性がある。ブラウン管を、廃棄物でなく再利用可能な製品に分類しようというものだ。また、ブラウン管から取りはずされたガラスも廃棄物の分類から除外するとともに、気圧計、スイッチ、温度計など、水銀を含む部品の処理の規則も合理化しようとしている。「すべてのコンピューター部品(および他の電子製品)が、本当にリサイクルされることと、地方自治体の費用負担で保管されないこと、そして外国に輸送されないことを徹底するためには、システムはまだ不十分だと思う」と話すのは、『草の根リサイクル・ネットワーク』(GrassRoots Recycling Network)のプログラム責任者デビッド・ウッド氏。やがて、今よりもっと早く時代遅れになってしまうDVD機器やポケベルや携帯電話機が、店頭に並ぶことになるだろう。そういったものが増えるにつれ、電子廃棄物は増加していくと予想される。「新たなテクノロジーが登場し、テクノロジーに対する需要が増大すると、今後ますます多くの製品が廃棄物となるだろう」とウッド氏は言う。「われわれがより多数の回路基板を使用したり、フラットパネル・テレビなどの製品が登場したりするにつれ、毒性に関するデータがまだ存在しないような全く新しいタイプの有害物質が環境の中に投じられる」電子製品のがらくたを責任持ってリサイクルする企業を見つけるより、中国行きのコンテナに載せてしまう方が安上がりなのだとウッド氏は話す。中国南部では、住民たちが、モニターを解体してブラウン管を取り出し、電子廃棄物の中から金属部品を回収している。彼らは防護具などほとんど着けずに、自分の体を有害物質にさらしている。「EPAの提案は必要なステップだが、取り組んでいる問題より、取りこぼしている問題の方が多い」とベンダー氏は言う。 各[日本語版:多々良和臣/柳沢圭子] 真偽を確かめるために 独立行政法人 製品評価技術基盤機構も確認しました。 http://www.safe.nite.go.jp/links.html
by tokiokatoshio
| 2006-05-17 11:42
| う~僕には判らない
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